働く人の声

医師

奈良原 裕

在籍期間 2015年~

ただ命を救うためだけに手術をするのではなく

木古内に来た理由

休日も地域医療に捧げる心臓外科医、10年の経験から新たな挑戦へ。

心臓外科医として働き始めてからは、緊急症例があれば休日であっても病院に駆けつける。それが当たり前の日常でした。けれども、10年の月日が経ち仲間が増えたことから週に1日は病院に行かない日を作ることができました。そこで、その1日は医師不足で困っている地域で働こうと思い日帰りでの地域診療を始めました。

木古内での働き方

医療の質を守りながら地方病院の新未来を木古内から提案。

地方の医師不足を都市部からの診療支援出来る範囲はわずかであり、そもそも人口が減っている町の医療衰退は避けられない問題です。そうであれば、複数の地方自治体を横断した社会インフラとしての病院のあり方を考える必要があると思います。 2022年4月から、以前、日帰りで診療支援した北海道木古内町国保病院に今度は非常勤医師に加えて医療行政を司る病院事業管理者の補佐として赴任しています。地域の立地特性、医療環境を考慮し、病院規模は縮小しても医療の質は下げずに逆に強みを持つ。そのような地方の病院の未来を、遠く木古内町から提案していきたいと考えています。

木古内での過ごし方

筋トレ後のワインで至福のリラックス、日々の活力へと繋ぐ時間。

休日は筋トレで体を鍛えた後、ワインバーでリラックスするのが私の至福の時間です。ジムでの厳しいトレーニングを経て、選び抜かれたワインを味わいながら過ごす夜は、日々の疲れを忘れさせてくれます。筋肉痛を楽しみつつ、ワインの豊かな風味とともに過ごすひとときは、次の活力へとつながっています。


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